ゲーム化作業編10「ゲーム完成。その後にやる事」 第64回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた
第64回 ゲーム化作業編10「ゲーム完成。その後にやる事」
執筆者:企画担当 ケイ茶
他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。
ケイ茶です。
ゲームがいよいよ完成。
ゲームが完成したらそこで終わりですか?
作るだけならゲーム完成=終わりです。
しかし、自分の作ったゲームを沢山の人にプレイしてもらいたい!もっと広げたい。
商業としてやっていきたい。
そう考えた時に必要なものがあります。
ゲーム完成後の広報活動、広告展開が必要です!
これをやらなければ、特徴的な作品でメディアに取り上げられたり、よほど運が良い場合を除いてほとんど話題になりません!
作っても埋もれてしまう可能性が高いです。
せっかく作ったのですから、なるべく沢山の人にプレイしてもらいたいですよね?
でしたら、出来る範囲で広報活動、広告展開を考えてみても良いと思います。
広報と広告は違います!
<広報>
お金をかけずに自社の商品を世間に発信する方法。
プレスリリースを報道機関に発信し、取り上げてもらうことが一般的。
確実に取り上げられる保証がない(報道機関が興味をもったものを掲載するため)
また、自社の思い通りに記事が書かれるかもわからない。
<広告>
こちらは広報とは違い、お金をかけて自社の商品の情報を発信する方法。
広告は自分達の思い通りに作れるし、お金を払うことにより報道機関に確実に掲載される。
ただし、それなりのお金が必要。
同人ゲームであれば基本的には広報活動
もちろん、同人ゲームでも広告を作っても良いと個人的には思います。
ただし、人によっては同人ゲームなのに広告? 商業ゲームみたいでやり方が嫌い。という方もいるかもしれません。
このあたりは各自の判断かと思いますが・・・。
そもそも、同人ゲームの場合は趣味で作るわけですから基本的にはお金もあまりかけられない場合がほとんどだと思います。
そうするとお金がかかる広告はあまり一般的ではないのかな?という感じもします。
まず、アプリ開発でしたら「レビューサイトに掲載」(レビュー依頼を送る)を考えてみるのが手っ取り早いと思います!
基本的に無料で受け付けています。
ただし、全部のアプリが取り上げられるわけではありません。
あとは、コミックマーケットやデジゲー博のようなイベントに参加して頒布するという方法がメインかと思います。
商業ゲームでも小規模であれば同人と基本的にはかわらないか?
弊社の場合も規模としては基本的には同人ゲーム+αくらいだと思っています。
あまり広告にお金も使えません。
小規模な会社や商業の場合も基本的には同人ゲームのように「レビューサイト依頼」「イベントへの参加」がメインになるのではないでしょうか?
もちろん予算があれば「広告」展開の力は大きいです。
雑誌広告やWEB広告、秋葉原などにポスター掲示等、お金さえあれば出来ることは沢山あります!
弊社はまだノウハウがありませんが、経験をしたら報告したいです。
ここまで書いておいて、まだ自分達で広報、広告をした事がありません。
同人ゲームを出していた時も、基本的には出して終わり。
一度コミックマーケットに参加したくらいです。
今後は商業として広報と広告活動を行っていきますので、そちらで得たノウハウなど記事にできそうな事がありましたら、今後お伝えしたいと思います。
まずはプレスリリースやレビュー依頼、そして比較的安価でできるWEB,インターネットを利用した広告から始めてみようと考えています。
皆さんも、ゲームを作ったらそこで終わり。ではなく、その後の広報展開、広告展開について考えてみてください。