創作作業中に曲やBGMを流す「良い事」「悪い事」
創作作業中に曲やBGMを流す「良い事」「悪い事」
貴方は普段、創作作業中に音楽を聴いていますか?
全く聴かない人、同じような雰囲気の曲やBGMを聴く人、好きな作品の曲を流す人……様々な方がいると思います。
今回は、創作作業中の曲やBGMを流す(聴く)と良い事や悪い事について、書いてみようと思います。
目次
- 音楽を聴くと良い事は?
- (1)リラックスできる
- (2)今作っている作品やシーンのイメージが出来る
- 逆に、悪い事は?
- ⇒音楽のイメージに引きずられる危険性
- 影響を受けにくくて、リラックスできるのは環境音?
- もちろん、一番は自作ゲームの専用曲を流す事?
音楽を聴くと良い事は?
(1)リラックスできる
何と言っても音楽を聴く事で、リラックスできる。
これが一番大きいのではないでしょうか。
創作作業にも様々な段階があります。
その中には、苦痛と感じる作業や、ストレスが溜まってしまうような事もあるかもしれません。
そんな時に音楽を聴く事で、心と体を落ち着かせる事が出来るはずです。
(2)今作っている作品やシーンのイメージが出来る
もしも貴方の作っている作品や創作活動と雰囲気の近い感じの曲を聴くならば、作品の出来にも影響を与えるかもしれません。
今考えている作品はこんな雰囲気になりそうだ、多分あの作品にちょっと近いかも?
そんな時に、近い作品や、貴方のイメージする世界の曲やBGMを聴く事で、イメージがより膨らむ事もあるでしょう。
私も企画段階や、プロットを作る上で、自分が知っている作品や近いと思う作風の曲を聴く事もあります。
そうすると、あまり出来ていないころから頭の中である程度、雰囲気が浮かんでくる事も多いです。
しかし、悪い事もあります……
逆に、悪い事は?
音楽のイメージに引きずられる危険性
そうです。
貴方が作っている作品が、他の作品や聴いている曲のイメージに引きずられてしまう可能性。
これはあると思います。
ある程度イメージする為、イメージを膨らませる為くらいなら良いかもしれません。
しかし、聴く事によって貴方の作品の個性が消えてしまい、曲のイメージから作られた作品になってしまっては意味がありません。
これには注意する必要があります。
特に気をつけるべきは、全く何もイメージが出来ていない時(企画段階)でしょうか。
ある程度の雰囲気が固まってきた時に、よりイメージを浮かばせるために聴くのは良いかもしれませんが、何も浮かんでいない時に聴いてしまうと、それこそ引きずられてしまう可能性があります。
(それはそれで、こんな雰囲気の作品が作りたい! という場合なら良いかもしれませんが)
私の場合は、企画段階では基本的には無音で考えている事が多いです。
無音だとイメージに与える影響が無い為、自分の想像した世界や企画を出しやすいからです。
その上で、ある程度の雰囲気がつかめたころに、ちょっと雰囲気の近い曲を聴いてみようとか、参考にしよう。
という事はあります。
影響を受けにくくて、リラックスできるのは環境音?
これも個人的な方法の一つですが、影響をあまり受けたくは無い、けれど無音は寂しい。
そんな時には環境音がお勧めです!
水の流れや森の音、鳥の鳴き声等。
自然系の環境音はリラックス効果もあるでしょうし、イメージとしても影響を受けにくいのでは?と思うからです。
もちろん、一番は自作ゲームの専用曲を流す事?
一番良いのは、やはり自分の作品の専用曲を流しながら作業する事!
これですね。
自分の企画から生まれた曲なので、合うのは当然ですよね。
しかも、実際の完成イメージもしやすいですし、気分も高まるので良い影響が多い。
問題点としては、専用曲は貴方が企画兼作曲家ではない場合は、最初からは流すべき曲が無い事でしょうか。
作風が決まらない段階で、専用曲はありませんからね……。
私達の場合も「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」の開発後半では、BGMを流しながら作業する事が多かったです。
シナリオ・イラスト担当もBGMやボイスが付いた後で、修正やら追加をしていたので、影響力が大きかった事がわかります。
うん、やっぱりオリジナル曲があって、それを聴きながら作業するのは良いです。