企画編95「定番ジャンル⇒その逆を狙って、奇抜な作品を作る?」 第157回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた
第157回 企画編95「定番ジャンル⇒その逆を狙って、奇抜な作品を作る?」
執筆者:企画担当 ケイ茶
他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。
企画編一覧はコチラのページにまとめてあります。
ケイ茶です。
物語には沢山の「定番ジャンル」があります。
バトルもの、異世界恋愛もの、学園恋愛もの、探偵もの等。
このような定番ジャンルでは、ある程度の基本や王道パターンが決まっていると思います。
「学園恋愛もの」ときいて、何を思い浮かべますか?
先輩、後輩、クラスメイト、幼馴染、委員長等・・・定番のキャラクターが浮かんだり、桜の木の下で告白、一緒にデート、下駄箱にラブレター等。
ぱっと思い浮かぶイメージや定番や王道パターンがあると思います。
そして、それを思い浮かぶと言う事は「自分の中で求めているものや、自分の中にあるイメージである」わけです。
更に、同じように思う人も多いでしょうし、そこに需要があります!
では、あえて「需要をぶっ壊す!」くらいの気持ちで定番ジャンルの逆を狙ってみませんか?
学園恋愛もの⇒恋愛しない。
学園恋愛もの⇒学校にゾンビ!(恋愛相手がゾンビ?)
学園恋愛もの⇒宇宙人が攻めてきた。
はい、またわけのわからない妄想設定を入れてみました。
定番ジャンルの定番や王道に正直に従うのもありだと思います。
しかし、あえて、定番の逆をいってみたり、定番を破壊する!くらいの勢いも時としてはアリだと思います。
「ジャンルが◎◎だと思っていたのに実は△△だった!」という事ですね。
この方法を使った場合、上手くいくと「今までにない斬新な設定だ!」「そう来たか!」となります。
が!!
失敗した場合は悲惨です。
「何をやりたいのかわからない」「このジャンルだから買ったのに騙された!」
という場合もあります。
こればかりは事前に、どのように見られるのかを考えたり、実際に出して反応を見るまで分からない緊張感があります。
こんな設定で受けるのだろうか・・・?
それば意外と受け入れられるかもしれませんし、誰にも見向きもされない。
逆に、批判・否定意見ばかりという可能性もあり得ます。
ですが、あえて狙ってみる!
あえて、定番から離れてみる、挑戦してみる。
という事も時としては面白いし、やってみる価値はあるかもしれません。
意外性があって話題になるかもしれませんし、意外性が受け入れられない場合は失敗する可能性もあります。
上手くいくかどうかはわかりませんし、あえてジャンルを外すリスクも大きい方法。
挑戦してみる、あえてやってみるのも良いかもしれませんし、良くないのかもしれません。
この辺りは、ゴーサインを出すか、出さないか。
その判断が大切かと思いますが・・・。
無難なやり方としては、事前に体験版を配布したり、体験版で該当する部分までプレイ可能にするのが良いと思います。
そうすれば、プレイヤーとしても体験版の時点でどんな感じの内容か理解した上で、製品版を購入するか、プレイするかを検討できると思いますので・・・。
★次回以降のブログについて★
ここまで継続して「つくりかた」シリーズを掲載してきました。
(昨年の7月くらいから始めたので、それなりには継続したのでは。と思っています)
次回以降のブログ更新は今までとちょっと変更してみようと思っています。
(それでも毎日更新は続けるつもりです)
まだ試行錯誤&やってみないとどうなるかわからない。
ので、どんな感じになるかはちょっとわかりませんが……。
もし宜しければ、次回以降の企画も宜しくお願いします。
(企画&ブログ担当 ケイ茶)