短編ノベル「友達監禁学校」3~今回は起承転結の「承から転」の流れです~

短編ノベル「友達監禁学校」3

tomo3

このブログで「物語やノベルゲームの作り方」が書かれているけれど、本当に簡単に作ることができるの?
そう思っていませんか?

本日掲載するミニノベルはかなり簡単に作られています。
だって、普段企画しかやらない私(ケイ茶)が企画からプロット、シナリオ、スクリプトまで一人で8日くらいで作ることが出来たんですから。
(※一部、プロット、シナリオに対してシナリオ担当Rによるアドバイスを受けています)

※今回のノベルは前回の続きとなっています⇒前回の内容はコチラ

目次

  1. 短編ノベル「友達監禁学校」3(ゲーム本編)
  2. 今回の部分のプロット
  3. 今回のまとめ

1.短編ノベル「友達監禁学校」3

2.今回の部分のプロット

今回も物語全体の「起承転結」の「承」の部分になっています。
長い「承」ですが、今回で終了し、転へと入る流れになっています。

「承」最後のエピソードの起承転結は以下のようになっています。

◆起
・新しい生徒がやってきて、今度は主人公も含めて3人が友達になる。

◆承
・一緒に遊び、過ごす。

◆転
・ヒロインがお化けに襲われる。

◆結
・ヒロインを助け出し、ヒロインが「本当の友達」を得たことで、校舎の時間が流れ出し、止まっていた人々が復活。
⇒みんな、校舎の外へ逃げるように出ていく。

今回のエピソードの「結」が物語全体の転換になっています。
そして、この「転」は物語で一番重要なんです。

何と言っても「物語」が動く場所なのですから。
そして、主人公に何らかの決断が迫られるのが「転」であり、その結果が「結」になるのです。

今作の場合の主人公が決断する事は何で、その結果どうなるのかは次回へ持ち越します。

★この物語の全体の流れ:~転まで。
1.起 主人公が旧校舎に入る
2.承 ヒロインの友達作りを手伝う。
3.転 ヒロインに友達が出来て、止まっていた時間が動き出す。

このように「承」の結が「転」に繋がっているという事です。
ちなみに、承は基本的には長くなりがちですが、転と結に関してはあまり長くはなりません。
転⇒結は基本的には直接繋がっていきます。

この物語の全体の結果がどうなるのか。
止まっていた時間が動き出したことにより、主人公とヒロインはどのような決断をするのか。
それは次回(ラスト)にまとめます。

3.今回のまとめ

・今回プレイして頂いた部分は物語全体の起承転結のうち「承」の終わりと「転」
・物語全体での転結は短め(少ない)
・転は一番の盛り上がりポイント。

という感じです。
次週もこの続きを掲載し、同じようにプロットの掲載&説明を行いますので、興味がある方はご覧ください。

また、もしこの作品に関する感想がありましたらコメント等で頂けると嬉しいです。
(シナリオは未熟なのを承知でやっていますが、企画&プロットに関しては限られた時間内で作れる範囲で考えてやっていますので)


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他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。

第162回 実践編3「友達監禁学校3」
執筆者:企画担当 ケイ茶

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