キャラクター性格設定に使える要素20個
キャラクター性格設定に使える要素20個
貴方は、キャラクターの性格を設定していて困ったことはありませんか?
このキャラクターの性格をどうしようか、主人公のライバルの性格はどうしようか……。
そんな時に、参考にできるように今回は「キャラクターの性格設定に使える要素」を出し、まとめてみました。
この要素を組み合わせることで、新たなキャラクターを作ることが出来ます。
更に、この要素を知ることで、コンビ(例えば主人公とライバル)キャラクターも作り易くなる事間違いなしです!
目次
- 真面目
- 不真面目
- 熱血
- クール
- 強気
- 弱気
- 楽天
- 悲観
- 温和
- 粗暴
- 優しい
- 冷徹
- 合理的
- 感情的
- 活発系
- おとなしい系
- 常識的
- 非常識
- 支配的
- 従属的
- これらの組み合わせで性格設定が可能です!(活用法1)
- 反対の要素のキャラクターはコンビにすると良い(活用法2)
真面目
真面目なキャラクター。
主人公の設定にも無難に使える要素です。
他にも、真面目な委員長や、真面目な先生、真面目な馴染み等。
不真面目
不真面目なキャラクター。
例えば、主人公が真面目だったら、ライバルは不真面目で不良だったり。
授業をサボる悪友の位置。
あとは主人公をちょっと不真面目にしても良いかもしれません。
熱血
熱血系のキャラクター。
大切なものを取り戻すため、何かの目的を達成するために熱血になれる人。
これも主人公に向く感じがしますし、無難です。
クール
クール系……冷静なキャラクターです。
眼鏡キャラの性格設定にありそうな感じですね。
知的でクールとか。
主人公がクールでも良いでしょう。
強気
強気。
これは特に書くまでもなく、何事にも強気に挑むキャラクター。
弱気
強気の逆の弱気パターン。
楽天
何事も気楽に考えるキャラクター。
キャラクターの中でのムードメーカー、ほんわか系キャラクター、ネタキャラ枠に使えそう。
主人公が楽天……これはちょっと難しいかもしれないのが、シリアス系だと楽天的な主人公の葛藤を描きにくいかもしれません。
悲観
楽天の逆の悲観的。
主人公にしてしまうと、うじうじと暗い感じで、ちょっと受けが悪いかもしれません。
主人公にする場合は最初は悲観的だったけれど、仲間との冒険や出来事を通して、悲観的な性格を克服するとか?
温和
おだやかなキャラクター。
敵を作らないタイプですね。
粗暴
乱暴なキャラクター。
優しい
他人に親切なキャラクター。
冷徹
冷徹なキャラクター。
敵に多いパターンですね。
合理的
何事も損得勘定で動くキャラクター。
感情的
損得は考えずに、自分の感情に素直に生きるキャラクター。
活発系
元気なキャラクター。
元気な幼馴染、体育会系少女とか定番ですかね~。
おとなしい系
無口だったり、あまり活動しないキャラクター。
常識的
常識を持って行動するキャラクター。
非常識
常識に囚われないキャラクター。
支配的
他人を支配しようとするキャラクター。
ライバルに多そうなパターン。
従属的
他人に逆らえないキャラクター。
ライバルの子分とか?
これらの組み合わせで性格設定が可能です!(活用法1)
上記の性格の要素。
それぞれを単品で使うのももちろん良いと思います。
例えば……「真面目主人公」というように。
しかし、幾つかの要素を組み合わせると、性格の幅は更に広がります。
例えば……「真面目で温和な熱血主人公」というような感じでしょうか。
ここで、気をつけないといけない事として
(1)反対の要素は基本的にはくっつけてはいけません。
⇒「真面目で不真面目」「活発的でおとなしい」
それぞれの要素がぶつかって、性格が矛盾しています。
当たり前ですが、基本的には性格が破綻してますので、気をつけましょう。
ただし、何らかの理由がある、変わるだけの理由がある。
ここに納得が出来る出来事と、説得力があれば問題ないでしょう。
あとは「真面目だった主人公が物語を通して不真面目になる」等のように、徐々に変化していく分には全く問題ありません。
(変化する理由をしっかりと描く必要はありますよ)
(2)なぜ、そのような性格になったのか。それは必要です!
いくら主人公の設定で「真面目で熱血」と書いても、なぜそのような性格なのか。
これの説明が無いと説得力がありません。
例えば、真面目な両親のもとで育って、近所の熱血爺さんの影響を受けた……とか。
一般的に受け入れやすい性格であれば、そこまでは設定する必要はないかもしれません。
ただ、珍しい性格設定の場合は特に「なぜ、その性格になったのか」を考える事は大切です。
そうしないと、なかなか読者は感情移入できませんし、納得してもらえない可能性も高いと思います。
反対の要素のキャラクターはコンビにすると良い(活用法2)
最後に、基本的には反対の要素を持ったキャラクターはコンビにすると良いです。
例えば「真面目キャラ」と「不真面目キャラ」
…委員長と不良生徒
例えば「強気キャラ」と「弱気キャラ」
……お嬢様と少年従者
このように、反対の要素のキャラクターをコンビにしてみましょう。
すると、物語が自然に動きやすいのです。
物語は基本的にはキャラクター同士の対立、感情のぶつかり合いで動きます。
真面目なキャラと不真面目なキャラだと、しょっちゅう対立するでしょうし、喧嘩になるでしょう。
強気キャラと弱気キャラだと、強気キャラが弱気キャラを引っ張っていきます。
また、お互いに影響を与えあう、新しい反応を引き出す事も出来るのです。
これがもし、同じタイプのキャラクターしか物語に居なかったとします。
「真面目な主人公」「真面目なライバル」「真面目なヒロイン」
「おだやかな主人公」「おだやかなライバル」「おだやかなヒロイン」
……いかがでしょうか?
基本的には、面白くなりにくいのです。
もしも、同じ系統でキャラクターを揃えるのであれば「真面目」な中でも、そえぞれが「どう違うのか」を考えましょう。
真面目の方向が違う(一直線な真面目、融通がきく真面目、融通がきかない真面目、等)
このように、ちょっとした要素の組み合わせや、同じ系統でも「どう違うのか」を考えるとキャラクター作りの幅が広がります。
宜しければ、参考にしてみてください。