今週の不採用「網の上の漂流者(ボツ企画)」

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毎週、何らかの理由で不採用になったイラストやシナリオ、企画等を掲載していくコーナー。
そのままにしておくのは、かわいそうという事でここに掲載して許してもらいます……。


今回の不採用
それは「網の上の漂流者」という短編ノベルのボツです。
こちらは、商品として出すのではなく、あくまでブログの記事用に企画担当ケイ茶が考えたノベルのボツになります。

ストーリーとしては「どんでん返し」モノを考えていたのですが、シナリオ担当に見せてみたら「タイトルでわかる」
「まあ普通だよね」と言われたので、不採用にしました。

「網の上の漂流者」企画概要&プロット

※まとまっていない段階のものなので、見難い&ごちゃごちゃしていて申し訳ないですが……。

◆「網の上の漂流者」

◆<起承転結>

主題:主人公が言葉の重みを自覚し、その上で生きていく。

◎<起> 漂流生活のはじまり。
・主人公が目覚めると、そこは海の上を漂流する小舟の上だった。

◎<承>漂流生活
・記憶を失っている主人公

・小舟の上には少女がいるが、少女も主人公の事を知らないと言う。

・少女はその場から一歩も動かない。
主人公に意見を言う(モノを集めよ)が、病弱だと言い自らは行動を起こさない。

・漂流中に助けを求める主人公と少女。

・様々な出来ごとに巻き込まれる

(1)炎上する島

(2)軍艦同士の戦争(攻撃)
相手の軍艦に乗り込む兵士や偵察兵。

(3)嵐に巻き込まれる
嵐の後に主人公達の所には、ゴミや浮遊物が大量に流れてくる。
(一緒に同じ場所に向かって、流れていく)

・嵐の後に漂着物と共に、海の上にケーブルが流れ着く(どこかに繋がっているよう)

・少女が主人公に、あのケーブルまで行けば助かると伝える。

・少女が今まで集めてきた、そして主人公にも集めるように言った漂着物を主人公に海に浮かべて
道を作るように言う。

・そして、主人公は道を作り、ケーブルを掴もうとする前に、少女にも来るように言う。

・しかし、少女は自分は行く事は出来ないからと主人公に伝える。

・主人公は、少女を助けようとするが少女をその場所から動かすことが出来ない。

・主人公は少女に助けに来るからと言い残し、ケーブルを掴む。
※少女はもう戻ってこなくても良いと最後に言う。

・戻った世界で主人公は全ての記憶を思い出す。

◎<転>主人公の変化
・主人公が少女に謝るため、戻れなくなる危険を承知の上で再び、漂流する少女に会いに行く。

◎<結> 漂流生活の終わり。
・漂流生活を終え、元の生活に戻る。

・言葉は消えないが、二人は今後も共に生きていく。

====細分化=====

◎<起> 漂流生活のはじまり。
・主人公が目覚めると、そこは海の上を漂流する小舟の上だった。

◎<承>漂流生活
主題:主人公と少女の出会い

(起)
小舟の上の少女を見つける
(承)
少女との会話、少女の事やこの場所の事。
(転)
自らの記憶が無い事が判明する
少女も主人公の事を知らないと言う
(結)
お互いに、協力してこの状況から逃れようとする。
具体的に船や陸地を探す。

主題:炎上する島を見つける
(起)主人公が燃えている島を見つける

(承)主人公と少女で様子を観察する。

(転)二人が助けを求めても、誰も答えてくれない。

(結)島から遠ざかってしまう

主題:軍艦同士の争いを目撃する

(起)少女が2隻の攻撃をしあっている軍艦を近くで見つける。

(承)二人は巻き込まれないように舟の動きを変えようとするが、変えることが出来ない。

(転)流れ弾があたり、船を損傷するが、なんとか耐えきる。

(結)軍艦から遠ざかる。

主題:嵐に巻き込まれる

(起)雲行きが怪しくなり、突然嵐に巻き込まれる。

(承)様々なモノが飛んでくる。
少女に言われ、飛んでくるモノを集める。

(転)嵐が弱まってくる

(結)嵐が過ぎ去り、嵐の後に謎のケーブルが流れてくる。

主題:謎のケーブルと漂流生活の終わり

(起)謎のケーブルが嵐の後に流れてくる(ずっと繋がっている)

(承)少女が主人公に、あのケーブルまで行けば助かると伝える。
少女が今まで集めてきた、そして主人公にも集めるように言った漂着物を主人公に海に浮かべて
道を作るように言う。

そして、主人公は道を作り、ケーブルを掴もうとする前に、少女にも来るように言う。

・しかし、少女は自分は行く事は出来ないからと主人公に伝える。

・主人公は、少女を助けようとするが少女をその場所から動かすことが出来ない。

(転)・主人公は少女に助けに来るからと言い残し、ケーブルを掴む。
※少女はもう戻ってこなくても良いと最後に言う。

(結)気付いた時には、元の世界の自分の部屋に戻っていた&記憶を全て思い出す。

<主人公の記憶>&漂流世界の真実

・元々、主人公はネットに入る事が出来る人間
※脳とネットをリンクさせ、自分の意識をプログラム化させネットの世界に入る事が出来る。

・ある時主人公は、ネットの世界で漂流している少女を見つけ、助け出した。
(ネット上で遭難していた)

・助け出した少女とはその後、TWITTERのようなサービスでお互いに仲良くなった。
(ネットだけの繋がり)

・お互いに仲良くなり、主人公は少女に自分の仕事を手伝ってもらうようになる(ネット上で)

・しかし、少女はよく失敗をした。
いつもは軽く流す主人公だが、ある時、酔っぱらった勢いか、苛立ちかで「役立たず、死んでしまえ」等と発言。

・その後、返信もない(いつもは数分後には返事が来る)

・普通の状態に戻った、主人公は、自らの発言にハッとし、ネット上から削除する(相手が見ていないといいなと思い)

・削除をした後、ネット上から少女の名前が消えている事を知る。

・主人公はネットに入り、少女を見つけようとする。

・再び、漂流している少女を見つけ、船に乗るが、その瞬間にケーブルとの接続が切れ
主人公の記憶が失われたまま、漂流生活が始まる。

(1)炎上する島

(2)軍艦同士の戦争(攻撃)
相手の軍艦に乗り込む兵士や偵察兵。

(3)嵐に巻き込まれる
嵐の後に主人公達の所には、ゴミや浮遊物が大量に流れてくる。
(一緒に同じ場所に向かって、流れていく)

・嵐の後に漂着物と共に、海の上にケーブルが流れ着く(どこかに繋がっているよう)

・少女が主人公に、あのケーブルまで行けば助かると伝える。

・少女が今まで集めてきた、そして主人公にも集めるように言った漂着物を主人公に海に浮かべて
道を作るように言う。

・そして、主人公は道を作り、ケーブルを掴もうとする前に、少女にも来るように言う。

・しかし、少女は自分は行く事は出来ないからと主人公に伝える。

・主人公は、少女を助けようとするが少女をその場所から動かすことが出来ない。

・主人公は少女に助けに来るからと言い残し、ケーブルを掴む。
※少女はもう戻ってこなくても良いと最後に言う。

・戻った世界で主人公は全ての記憶を思い出す。

◎<転>主人公の変化
・主人公が少女に謝るため、戻れなくなる危険を承知の上で再び、漂流する少女に会いに行く。

◎<結> 漂流生活の終わり。
・漂流生活を終え、元の生活に戻る。

・言葉は消えないが、二人は今後も共に生きていく。


 

 

なんとなくわかった方もいるかもですが……。
ようするに、海の上に漂流していた主人公と少女。

海の上=ネット上。
そして主人公=現実の人間だけどネットに入れる
少女=ネット上に存在しているAIプログラム

あとは嵐=荒らし
炎上=ネットでの炎上
等、ネットで起こる事を伏線っぽく入れたいな、と考えてました。

みたいな物語です。
まあ、確かにタイトルで「網の上の」なんて書いちゃうと、すぐにバレそうなものですけれどね。
上手く隠して、描ければ、それなりの完成度にはなったのかも?しれませんが。

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