企画編48「企画者、代表にコミュニケーション能力は必要か?」 第84回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた
第84回 企画編48「企画者、代表にコミュニケーション能力は必要か?」
執筆者:企画担当 ケイ茶
他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。
企画編一覧はコチラのページにまとめてあります。
ケイ茶です。
今回は企画担当者やサークルや団体の代表にコミュニケーション能力が必要かどうか。
という事について自分なりに書いてみようと思います。
最初に結論を申し上げますと「必要」です。
というより、嫌でも身についてくると言いますか、話ベタでも人見知りでも正直「やる気さえあれば何とかなります!」
話ベタでも、人見知りでも問題なし!
必要なのは「ゲームを完成させたい」というやる気だけ。
そう言えるのは、実際問題私本人(ケイ茶)が話ベタ、人見知り、引きこもりがち(あまり外に出たくない)、呂律が悪い(よく突っかかったり、上手く言えない事も)
だからです!(自信を持って)
今では大分ましになって、人前でも普通に話せると思いますし、人と話すのが楽しいと思えるくらいになりました。
これが大学時代とかは自分からは話しかける事がほとんど出来ず、あまり他人とは関わらずという生活を送っていました・・・。
(あの時、もっと積極的だったら。と思う事もあります)
そんな私がなぜ、変わる事が出来たのかというと「ゲームを完成させたい」というやる気だけはあったからです。
それでいて、私にはゲームを作る能力はほとんどありません!(これも自信を持って・・・)
基本的にセンスが無いという自覚がありますし、絵も書けなければ、シナリオも未熟です。音楽もわかりません。システム関係も苦手です。
システムは一時期「基本情報技術者試験」の勉強をしていたのですが、結局合格できず・・・。
「初級シスアド」が唯一合格できた国家資格です。
だから思った事が「自分ひとりではゲームは作れない」という事。
私が自分で出来て、それでいて楽しいと思える事は「企画」だけです。
それ以外は、誰かにお願いするしかありません。
そこで自分が動けないと結局はゲームが作れません。完成しません!
そうなのです、自分が動かない限り、自分が行動を起こさない限りは「自分が出したいゲームが出せない」のです。
ゲームだけではなくて、結局は全てはそうだと思いませんか?
何かを失うのが怖いとか、自信がないからと何もしなければ何も変わりません。
でも、思い切って行動してみれば失敗しても、恥をかいても「何かが変わりますし、前に向かって行けます」
私の座右の銘として「やらずに後悔するよりも、やって後悔」=とりあえず、やりたいようにやってみる!です。
なので、もしゲームが作りたいけれど自分に自信がない。
人見知りだからリーダーとか代表とかできない。そう思っている方がいましたら、お伝えしたい事。
それは「貴方が作りたいと思っているゲーム。それを出したいなら貴方が動くしかない」という事。
そうは言っても、本当に人づきあいが苦手な方もいると思います。
本当に引っ込み思案な方もいると思います。
人間、向き不向きがありますので、無理やりやってストレスになったり、体を壊してしまったら意味がありません。
その場合は、自分の代わりにまとめてくれる人を探す所からはじめてみてはどうでしょうか?
自分の作りたい企画を力説し、自分はシナリオを書くから!とか、雑務はやるから!とか、言って。
その代わり、まとめ役や連絡役をやってほしい。
そう伝えてみるのもありかと思います。
私の場合は、基本的にはゲーム制作に関しては「企画」と一部「スクリプト」くらいしか役に立たない人です。
なので、その分雑用と、事務作業、そして代表をやっている感じです。
本当に自分の企画を形にしてくれる各担当の方々には本当に感謝するばかりです。
自分に出来ない事をやってもらっているので、尊敬していますし、いつも感謝の気持ちを忘れないように。と思っています。
そうそう、コミュニケーションで一番大切なのは「相手への敬う気持ち」なんじゃないかな?と最近思います。
いかに相手を従わせるとか、自分の思い通りに動かすとか。そうじゃないと思うんです。
立場とか年齢とか関係なしに、凄い人は凄いわけですし、自分の出来ない事をやってもらっているのですから、感謝しないといけないと思っています。
よく「甘い」なんて私は言われますが、だからといって自分のやり方や性格を変えるつもりもありませんし、そんな器用な事はできません。
なので行きつく先は「ゲームが作りたい。そして、自分のやり方でやっていく」なんです。
企画者や代表と言っても人間に個性があるため、一人一人全くやり方が違うと思います。
なので、自分にはできない。ではなくて、自分だったらこういう風にできるんじゃないかな?で良いと思うんです。
自分なりのやり方で、まずは行動してみて、そして「ゲームを作りたい」という気持ちだけ持っていればゲームは出来ます!
それだけは確かだと思いますので、ちょっとでも行動してみよう!と思った方。
私でよければ、陰ながら応援しますので、一歩一歩、小さい所から頑張ってみてください!