「結婚主義国家」の全てを見せます!~プロットを公開~ (3)「脅迫恋愛」プロット

企画担当のケイ茶です。
毎週土曜日に「結婚主義国家」(ノベルソフト)のプロットを順々に公開しています。

「結婚主義国家」は短編連作の物語の為、それぞれの物語に「起承転結」を意識したプロットがあります。
(結婚主義国家のプロットはシナリオ担当のRが全て作っています)
これを元にして実際のシナリオが作られているので、興味がある方は実際のシナリオと合わせながら楽しんでみてはいかがでしょうか?

さて今回は

「脅迫恋愛」のプロットを公開です。

「結婚主義国家」プロット公開(3)脅迫恋愛
※あくまでプロットです。実際のシナリオとの相違点もあります。
※結末までの全てのプロットですので、ネタバレ注意&自己責任でお願いします。

★脅迫恋愛 結婚しないと死んでしまう世界で、結婚を盾に脅迫される浮気男の話

→なんとかご機嫌をとり、脅迫相手と結婚する
「適当な誰かを選んで結婚すればいいのか?」
「違う。君じゃないと嫌なんだ」

動機:死にたくない
目的:椿に結婚してもらう
かせ:「告白の言葉」がわからないと結婚してもらえない
タイムリミット1ヶ月

椿
動機:好きだから、生活も安定していそうだから、ほうっておけないから
目的:結婚してあげますよ

あらすじ

1.結婚しないと死んでしまう国で、聖也はモテるからといって女性を弄んでいた。
2.しかし、彼は結婚式の1ヶ月前に恋人からフられ続け、傍に残ったのは椿という2歳年下の少女のみになってしまう。
3.聖也は自分が死なないためにご機嫌取りをするのだが、椿はそれを盾にとってやりたい放題。
4.待遇を改善しようと思った聖也は、椿の弱点を見つけようとするのだが、結果として機嫌を損ねてしまう。
5.なんとかそれを宥めると、椿はとある問題を出してくる。
6.正解したら結婚。ハズれたら別れ。そう示されて聖也は必死に悩むが、何をしてもただ楽しいばかりで答えは思い浮かばない。
7.そんな時、父親から婚約者を見繕ってくれると言われて、喜ぶ。しかし、他人と結婚するという事は、椿とはもう会わないという事だった。
8.安全な結婚を選べば終わる。しかし、今後椿と会わないなんて嫌だと思った聖也は、結婚式ギリギリまで問題の答えを求めて走り回る。
9.そして結婚式の日。聖也は、自分たちが初めから付き合っていなかった事を知る。
10.結果として問題に正解した聖也は、椿と無事に結婚する事ができたのだった。

 

聖也の行動

1.結婚しないと死んでしまう国で、モテるからといって女性を弄んでいた聖也→しかし、彼は結婚式の1ヶ月前に恋人からフられ続ける。⇒傍に残ったのは椿という2歳年下の少女のみになってしまう。
2.聖也は自分が死なないためにご機嫌取りをする→しかし、椿はそれを盾にとってやりたい放題⇒待遇を改善してもらおうと思う
3.椿の弱点を見つけようとする→しかし、結果として機嫌を損ねてしまう。逃げられそうになる⇒自分の弱みを告げる
4.これでなんとかなったかと思った。→しかし、椿はとある問題を出してくる。正解したら結婚。ハズれたら別れだと言う⇒聖也は必死に悩むが、何をしても楽しいばかりで答えが思い浮かばない。
5.デートにさそう→しかし、やはりわからない
6.今度こそデートをしようと思う→しかし、椿がいない。風邪をひいていた⇒おしかけて看病をする。「死んじゃうじゃないか!」
7.そんな時、父親から婚約者を見繕ってくれると言われて、喜ぶ→しかし、他人と結婚するという事は、椿とはもう会わないという事だった⇒安全な結婚を選べば終わるが、今後椿と会わないなんて嫌だと思った聖也は、結婚式ギリギリまで問題の答えを求めて走り回る。
そして結婚式の日。聖也は、自分たちが初めから付き合っていなかった事を知る。結果として問題に正解した聖也は、椿と無事に結婚する事ができたのだった。

 

大きな流れ

1.(起)プロローグ。現状説明と、問題提示まで「ボク、ピンチ」
2.(承)学園内デート。自分が何も覚えていない事に気がつく。「デートしよう!」
3.(承)風邪を引いた椿は、しかしフェアな問題のために聖也のところへ行こうとする。それを止めて看病をする。
4.(転)残り数日。答え合わせ間近で、椿との別れを意識する
5.(結)エピローグ 結婚する

★クライシス★
椿の新たな面を知る。問題が提示される。

★クライシス★
安全な結婚を求めるのか。それとも椿を選ぶのか。

★クライマックス★
最大級の問題とは何か?
椿と離れなければならない?

答え合わせをする

<注意点>

※聖也の行動についてはどこで入れるのか?

⇒章の終わりにまとめる事にする?様子見。

1.プロローグ。問題提示

◆起
1.脅迫される。現状説明
◆承
2.ジュース。現状説明。待遇が悪いと不満を抱く
◆転
3.猫で脅そうとする
◆結
4.問題が提示される

 

2.学園内デート
隣に立っていた人物の事を覚えていなかった。と気付く聖也

◆起
学園内デートをする。ヒントをもらって、よくわからなくなる。

◆起
・デートをしよう!思い出すために!▲ベンチ
◆承
・オレンジの秘密。
・桔梗の話。果たして椿はボクに惚れたのか?うーむ。

◆転  ※ここがちょっと弱いかも。
・いろいろな噂話。考え込む聖也。ヒントをもらう。「誰からどんな告白をされて、その方とどんな場所に行ったのか」わかりますか?いや、わからない。それを突きつけられて、愕然とする聖也ボクはもうすぐ、この学園から卒業する。
それなのに、すべての思い出が遠い。
◆結 ★クライシス★
「落ち込まないでくださいよ、先輩」

3.椿の看病。自分よりも椿

◆起
・ヒロインに会おうとする。しかしいない
◆承
・茜と会話。椿に電話。風邪。今すぐいくよ!
◆転
・家の前の道で椿を発見。フェアじゃないので、と出ていこうとしていた椿
「先輩は、他人の看病なんてした事ないでしょう?それでは思い出すきっかけにはならないと思います」たしかにそうだね!
でも、風邪の方が大事だ。君が死んでしまったら、すべてが終わってしまうだろう?それに、キミが初めてなんだから、今度は忘れないで済むはずさ。
仕方なく、背負って行く聖也。「車じゃないんですか」「それはあんまり好きじゃないんだよ。親戚のお姉さんがね」

◆結 ★クライシス★
・布団に入れて看病。
辛そうな椿、心配する聖也。猫のぬいぐるみをプレゼント。椿の過去話。寂しがり。

4.残り数日。答え合わせ間近

◆起
・憂鬱そうな椿。私だってバレました。ところであと3日ですよ。3日後からは椿がここにいないのか。じゃあ新しい待ち合わせ場所を考えよう。
◆承
・叔父との会話。椿との写真を見る。更に、父の洋一から「危なかったら結婚相手を見繕うぞ」との連絡

◆転 ★クライシス★
・良かったですね。では勝負を終わらせましょう。次からは? もう会いませんよ。えっ。なんだろう。なんだか嫌だ。
でも、勝負は終わる。
役目は終わりだと去っていく椿
◆結
結婚式前日。雨。
1日待ち続けるが、来ない椿。
学園にはいない。最近自由登校だから。
家にもいる気配がない。
茜をみつけて連絡をとってもらおうとするが、拒否される。

これは負けるのが嫌なんだろうか。勝負はお預けだよ!
・何かヒントがあるはずだ。ちょっと考える
・ヒントを求めて走り回る
しかし見つからない。

5.エピローグの結婚式

◆起
叔父と会話。手配された結婚相手について。
年は16。
浮かない表情の聖也。

◆承

椿の事を思い出す。「ボクはここを覚えているよ!」
そして、卒業式ギリギリに来た椿を見つける。ベンチまで連れて行く。

◆転 ★クライマックス★
「勝負の途中放棄は許さない。意味がなくなったというのなら……」
ここで電話をかける。叔父に断りの電話をいれる。キャンセルだ!彼女には悪いが、ほかの男性と結婚するように!「必要ないんだ。ボクにはもう、結婚相手がいるからね。自分で立派に相手を選んだのさ!」
「ほら、見てくれたまえ! これで、ボクはまた死んでしまう可能性ができたよ」
「それでも、ハズれたら結婚できないんですよ」
「ハズれないさ」
「答えは……わからない。記憶にない。これはもう仕方がない」
「別れよう。そして、もう一度付き合い始めよう。それなら、付き合ったキッカケの言葉となるだろう?」
「ちょっと違いますが、正解です。三角ですね5点問題だったら3点あげます」
答え合わせをする。真実を知る。

◆結
結婚する
走ったあと、式場に。一番乗り。みんな注目しているよ!
キス。みかんを口に。それから改めて。

 

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