日曜定期更新（2023/06/25) 「次回作a開発日記１０＿Ｒ編４　沸き上がる不安」

こんばんは！
企画担当のケイ茶です。

引き続き「新作（次回作ａ）開発日記」として、色々ぼかしながらも定期的に開発状況を書いていきたいと思います！
まずは簡単に現在の状況をお知らせします。

【現在の開発状況】
ケイ茶：様々な連絡や経理など、雑務をこなしています
Ｒ：キャラデザを考えながら立ち絵を描き、プロットを考えつつシナリオを書いています

だいたいこんな感じになっています。
ここに至るまでも色々あって、この状態になっています。
そのため、一旦、これまでやってきた事を少しずつ回想していく形式で進めています。

【次回作ａ開発日記　第１０回（回想）Ｒ編　沸き上がる不安】

設定のわかりにくさや矛盾が次々に露呈したため、ひたすら設定について考える日々でした。
個人的に、物語の設定を作るのは反転パズルのようなものだと感じています。
一色で綺麗に揃えたいのに、１つのマスをひっくり返すと、その上下左右のマスもすべてひっくり返ってしまう……というあれです。

１つ設定を決めたかと思えば、今度は別の場所で矛盾が生じ。
その矛盾を消そうとすれば、更に前の問題が再び現れます。
無限に沸き上がる矛盾。付け焼刃のご都合主義。
考えている間に時が流れ、以前考えたはずの設定が自分でもわからなくなって混乱し……。

とにかく疲れます。
協力してくれる人はいるはずなのに、やはり自分で考えた設定は自分の頭の中にしか存在しないので、孤独感もあります。

そして何よりも問題なのは、不安です。
悩み、考えていく中で、それは少しずつ、しかし確実に沸き上がります。
「ここまで色々設定を考えているけれど、そもそも、その世界で動くキャラクターは良いのか？」
「そこで繰り広げられる物語は面白いのか？」
「今までこだわってきたけど、本当にこの主人公は良い主人公なのか？」……と。

苦労して考えれば考える程、それに見合った対価があるのだろうか。と考え始めてしまいました。
それも、プロット（物語そのもの）から一旦離れて設定にばかり向き合っていた事で、よりその気持ちが増していきます。

このままでは、そもそもモチベーションがもたない。
自信が無いまま泥沼にはまっていく。
そう感じたので、一旦、シナリオを書く事にしました。